近道

皆さまこんにちは、新潟の中小企業診断士/本間です。

SNS(こちらこちら)で発信なんかもしていますが、今シーズンはスキーに3回ほど行きました。

スキーは小学校の頃は毎年のように行っていましたが、バスケを始めてからは行かず。

本格的に再開したのは最近なのです。

さすがにこの歳になって新しいことを始めるのは苦労しますね。

最近ニュースで「リスキリング」という言葉を良く耳にします。

「職業能力の再開発、再教育」

新しい時代に対応するために新しいスキルを身につけましょう、ということです。

皆さんも耳にしたことがあるのではないでしょうか。

きっとこれからの時代に必要なことなのですが、何となく違和感もあるんです。(僕がひねくれてるだけかもですが)

もちろん新しいことにチャレンジすることはいいことです。

けれど、「リスキリング」の名のもとに、安易に次から次に違うことをするのは良くないような気がするのです。

陵南戦の後、アメリカに行きたいと直訴した流川に安西先生はこう言いました。(今日も突然のスラムダンク)

「今アメリカへ行くと言う…それは逃げじゃないのかね? まして全国にはもっと上がいるかも。

とりあえず…君は日本一の高校生になりなさい。アメリカはそれからでも遅くはない」

安西先生の言葉を借り、厳しい言い方となりますが、
今やってることで結果を出せないのであれば、新しいことを始めても結果は出ないんじゃないかと思います。

仕事をしてる中で、こんな風に思ったことがある人も多いのではないでしょうか。

営業は自分には向いてない。プログラミングならきっと能力が活かせるはずだ!

新規事業にも言えます。

店舗の売上が減っている…。よし、テイクアウトだ! ネット販売だ!

もちろんその挑戦は素晴らしいです。

でもその前に、今出来る努力を全てやりましたか?

思えば僕も逃げたことはあります。

この仕事をやっていて何の役に立つのだ…。そんな気持ちでいてもたってもいられず。

でもその後は、真正面から取り組んできたつもりです。

売上目標や課せられた責務、全てをクリアしてきたから独立できたと思ってます。

だからあえて言わせていただこう。

新しいことを成功させるための一番の近道は、今やってることで結果を出すこと」だと。
(いつか僕が情熱大陸に出演したら、エンディングでこれを流してもらいたい)

今僕は中小企業診断士として、企業の経営支援に取り組んでいます。

正直、新たにやりたいことは山ほどあります

プロゲーマーにも憧れるし、ミュージシャンもまだ諦めきれません。

じゃあ並みいる大御所の先生方を差し置いて、新潟でNo.1になったらやりますか。

たぶんやらないだろうね。

だって僕は、

いち診断士ですから。(最後漫画が変わった?)