真因は何か
皆さんこんにちは、新潟の中小企業診断士/本間です。
まだまだ暑い日が続きますね。体調管理にお気を付けください。
さて、私事ですが体力作りの一環でバスケを始めました。
正確に言うと、10数年ぶりに再開しました。
こう見えて、小学校~高校までバスケ部で、就職してからもちょくちょく活動してました。
ただ、久しぶりのうえに僕もそんなに若くない。
そこで早速体にくるわけですよ。
「膝が痛い」
冷やしたり揉んだりしてもどうも良くならないのです。
我慢できず、ギックリ腰以来(笑)の整体に行きました。
凄いものですね、一発で痛みはほぼ消えるわけです。
その治療がまさに目から鱗の内容でした。
膝が痛い場合は、そもそも膝自体に問題があるわけではなく、ももやふくらはぎの筋肉が引っ張り合ったりして、結果的に膝に痛みが出ているとのことです。
つまり膝の痛みと言うのはあくまでも「結果」で、原因は別の箇所にある。
その根本を除去しなければ痛みは消えないとうわけです。
施術中に感動しましたよ。これはブログに書けると(笑)
これは企業経営にも当てはまるのではないでしょうか。
以前も書きましたが、売上や資金繰りが厳しいというのは、結果にすぎません。
その度に融資を受けることは膝を冷やすことと同じで、根本解決にはならないのです。
真の原因、すなわち「真因」は何かを突き止めて、そこを解決する必要があるということです。
ではどうやって真因を突き止めるか?
もちろんそう簡単には見つかりません。
なぜ?を繰り返したり、固定観念を捨てたり、客観的に見たり。
見つかったと思っても、本当にそれが真因である確証もありません。
ただ、表面から少しでも本質に向かうことで、問題解決には近づくと思います。
いつも言うことですが、経営に特効薬やウルトラCはないと思っています。
地道にケガに強い丈夫な体質をつくること、それに尽きるのではなないかと思います。
そのために我々のような支援機関があるわけで、丈夫な会社作りのお手伝いができればと思っています。
このような本質的な話って、やはり人間関係にも当てはまるわけですよ。
有名なセリフがありますよね、
「私と仕事、どっちが大事なのよ!?」
さあどう答えますか?
この状況で「仕事」はないでしょう(笑)
ただ、「私」も不正解なのです。
どちらも不正解だと!そんな問題おかしい!!
いえ、そんなことはありません。
問題はそう、あなた自身。
すなわち答えも、あなた自身。
真因があるということです。