後ろを見ながら前には進めない

皆さんこんにちは、本間です。

火曜日に更新はできているのですが、いつも時間がバラバラということもあり…、アップ時間を決めます。

今後は、火曜のお昼12時に更新することにします。だから火曜の午後以降に見に来てください。よろしくお願いします。

さて、3月は卒業や異動などの別れのシーズンですね。

わが子の小学校は転勤族が多いこともあり、毎年何人かが転校していきます。

今年も仲の良い子が転校することになり、少し寂しい気持ちであります。

周りを見渡してみても3月決算の会社が多く、この時期は「最終日まで営業頑張ろう」「もう少しで黒字だ」と何とも頼もしい声が聞こえてきます。

さて、この売上や赤字・黒字などは、会社は決算情報として、個人なら確定申告で分かりますね。

僕も経営支援の専門家の端くれですから、もちろん数値は読めます。(一応)

ただ、僕はそれほど深くは見ません。

なぜかというと、それは「過去の情報」だから。

もちろん過去から学ぶことは大事です。省みて改善することはとても大切です。

でも過去の情報は変えることができません。

であれば、これから変えられる未来の情報に目を向けよう、と。

それが僕のスタンスです。

前回、僕の愛読書として松本人志の「遺書」をあげました。

そこで「後ろを見ながら前には進めない」的なメッセージがあります。(だから必読なのよ)

人間の目は前についています。自分が見ている方向、つまりは前にしか進めないのです。

だからと言って過去を否定するわけではありません。過去があるから今がありますからね。

でもその過去を見ながらは、前には進めませんよ、ということです。

僕たちが小学校の頃は、Lineはもちろん携帯電話すらありませんでした。

今は、オンラインですぐ繋がれる時代です。

僕も転校して遠くに行った友人は何人かいました。

僕らの時代にLineがあったらな…と思うと、正直今の子たちがうらやましく思えます。

でも離れてしまう寂しさには変わりはありませんし、何よりその友達と過ごした思い出は決して消えはしません。

別れは寂しく、思い出は美しい。本質的には今も昔も変わらないんじゃないかと思います。

きっといつかまた会えるし、時には過去を振り返ってもいいんじゃないかと思います。

でも後ろを見ながら前には進めません。新しい環境でまた素敵な思い出を作っていきましょう。

そんな思いを馳せて、今日はペンを置こうと思います。

決して自分の決算数値から目をそらしているわけではないですよ。見たくはないけど…。