基本を大切にする

皆さんこんにちは、新潟の中小企業診断士/本間です。

昨日まで寒かったと思ったら、また真夏に逆戻り。

引き続き落ち着かない日々が続きそうです。

9月は色々な締め切りがあり、僕も慌ただしくしております。

さて、先日のブログでバスケを再開したと書きました。

10年以上のブランクがあり、もう30代後半。

正直動けるか不安でしたが、まあ何とかなっています。

おじさんだらけのチームとはいえ、なぜ動けているか?

それはおそらく「基本が徹底されているから」だと思ってます。

僕は小学6年生からバスケを始め、高校3年の引退まで部活をしていました。

小学校はほぼ遊びでしたが、中学・高校はそれなりに練習は厳しかったです。

皆さん、バスケ部の練習って見たことあるでしょうか?

見たことない方は想像できますでしょうか?

スラムダンクの流川君のように華麗にシュートを決め…

なんてことはあまりありません。

3時間練習があるとしたら、その半分以上がボールを使わないフットワークとか基本的な動きの練習です。

毎日毎日それを反復するのです。

シュートなんて練習後の自主練とかでまかなうわけです。

それでうまくなるの?と思われますよね。

僕はそのやり方しか経験してないから何とも言えませんが、少なくとも「基本」がない中でシュート練習をしても効果は薄いと思います。

これを仕事に当てはめてみます。

前回、デジタル化の前にそれに耐えうる土壌を、と書きましたがまさにそういうことだと思います。

金融機関の新人さんがいきなり融資を任されても上手くいかないでしょう。

まずは地道に用語を覚えたりマナーを習ったり。

コンサルもまずはエクセルやパワーポイントでひたすら資料作り。

そういう土台があって初めて花開くのかなと思います。

そして一度身に付いた基本は、簡単には失われません。

今や色んなコンテンツがオンラインで無料で学べたりします。

もちろん恩恵も受けているのですが、地道にコツコツと身に付けた技術もバカにはできませんよ。

それと、部活は基本的に選手が練習しますが、会社ではそうはいきません。

社長や経営陣もともに動かなければなりません。

やること考えることが山ほどある毎日ですが、「基本」をおろそかにしない。

そんな企業が勝ち残るのではないでしょうか。

さて、最近は色々なお仕事をいただけるようになってきた僕ですが、今一度「基本」に立ち返ってみようと思います。

開業直後の仕事が全くなかった日々。何をしていたか?

ただひたすらにゲーム、そしてゲーム…。

あの時培った指の動きが、タイピングや執筆に活きているんだ。

そうだ、そうに違いない。