再現性
皆さん、こんにちは。新潟の中小企業診断士・本間です。
先日、子どもとイオンのタワーレコードに行ってきました。
平成オジサンは古町のカミーノにあった記憶しかなく、うん十年ぶりに店に入りました。
お気に入りのK-POPアイドルのCD(というかトレカ目当て)を買えたようで、とても喜んでおりました。
ご存じない方もいるかもしれませんが、本家アメリカのタワーレコードは、2006年に全店舗を閉鎖しているのです。
一方、日本のタワーレコードは今も健在。
同じ看板を掲げていても、不思議と結果は違うものですね。
さて、以前、僕がある「〇〇業」の事業者さんの経営改善を支援し、業績を大きく改善されたことがありました。
そんな噂を聞きつけてか、新規のご依頼がありました。
(いったいどこから伝わるのだろう。あれだけドラスティックに仕事を整理したのに、元に戻りつつある)
別の地域の、同じ「〇〇業」の事業者さんです。
「ぜひ、こちらもお力添えいただきたいです」と。
皆さんも、こんなことを考えた経験はないでしょうか。
「●●さんの会社が新しいサービスを始めて、うまくいってるんだって!」
「△△県で大人気なのに、新潟にはまだ来てない。これやったら絶対流行るよね!」
「□□さん家は、月2万円のおこづかい制なんだって!」
正直に申し上げます。
確かに、あっちの「〇〇業」の事業者さんは改善しました。
だからといって、こっちの「〇〇業」の事業者さんもうまくいく保証なんてないのです。
あっちの事業者さんがうまくいったのは、地域や社内のリソース、そしてタイミングなど、さまざまな条件がかみ合った結果なのです。(あっち行ったりこっち行ったり忙しいぜ)
何が言いたいかというと、成功事例をそのまま持ってきても、同じように成功するとは限らないということ。(月2万のおこづかいが成功しているかどうかは誰にも分からないのであった)
無論、僕も「〇〇業」の専門家なんて名乗りません。(実績には書くけど)
ここを理解されていない経営者の方、本当に多いんです。
じゃあ、再現性のあることは何もないのかというと、そういうわけでもないんです。
ただ、それを書き始めると長くなるので、ここでは割愛します。
(過去に何回も言っている)
これまでの支援でも、1回でうまくいくこともあれば、何年言い続けても伝わらないこともありました。
そんな経験を重ねるうちに、うまくいきそうな会社と、そうでない会社が何となく分かるようになってきた気がします。
まさか、タワーレコードの偉い人たちも、本家アメリカで店舗がなくなり、日本でこれほど長く続くなんて、想像していなかったんじゃないかな。
もし、アメリカの成功体験をそのまま日本に押し付けていたら、今とは違う結果になっていたかもしれません。
いずれにせよ、我が子の初CDという思い出を作ってくれたことに感謝しています。
(ちなみに俺の初CDはtrfの「survival dAnce」だ)
家に帰って、開口一番。
「ところで、CDってどうやって聴くの?」
平成は遠くになりにけり。

