so what?

皆さんこんにちは、新潟の中小企業診断士/本間です。

3連休が終わってしまいましたね。久しぶりの連休、楽しめたでしょうか。

僕はというと、久しぶりにカラオケに行き、あいみょんから懐メロまで幅広く歌ってきました(笑)

はい、いつもどおり「だからどうした」の内容ですみませんなのである。

今日はその「だからどうした」、言い換えて「so what?」についてです。

学生の頃、僕は理科が嫌いでした。特に実験が大嫌いでした。

単に準備とかが面倒という理由もあるのですが、終わった後のレポートが嫌でした。

皆さんも、小学校・中学校で書いたことがあるのではないでしょうか。

そこで書かなきゃいけないこと、「結果」と「考察」です。

「結果」は事実をそのまま適当に書くのですが、この「考察」がとにかく嫌でした。

きっと何を書いたらいいか分からなかったからだと思います。

でも、今となってみたら、この「考察」が非常に大事だと痛感しています。

僕のような経営支援を行う人間はもちろん、ビジネスパーソンなら皆そうなのではないでしょうか。

有名な例では、「雲・雨・傘」のモデルがあります。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
雲:空に雲がかかってきた(事実)

雨:雨が降ると思う(推論。これが考察にあたりますね)

傘:傘を持っていこう(判断・提案)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
この例で、「雲」だけで終わったら「so what?」となるのです。

僕は大学院時代、教授たちが常にこの「so what?」を大事にしてくれたため、何とか考えられるようになりました。

それでもやはり苦手な部分もありますし、僕と同じように苦手な方も多いのではないでしょうか。

特に新人さんや経験の浅い人に多い印象です。

進捗報告で「この仕事少し遅れてます」

まさに「so what?」である。

残業したいのか、手伝ってほしいのか、ギブアップなのか。

つまりはそういうこと。

もしかしたら、アイラブユーの言葉じゃ足りないのかもしれない。

日々なかなか意識することは難しいかもしれませんが、何が言いたいかを伝えること、そのために「自分の意見を持つ」ことはとても大切であると思ってます。

先日の参議院選挙で自民党が圧勝しましたね。

so what?

考えられる大人になりたいものです。

ちなみにこの「so what?」、仕事のうえでは大事ですが、普段は言わない方がいい場合もあります。

奥さんや恋人がインスタ見ながら、「これ〇〇ちゃんのネイル~」と。

絵に描いたような「so what?」の出しどころである。

そんな時は何て言えばいいか?

何の考察も不要、「カワイイ」と言えばいいのである。