1%は100%

皆さんこんにちは、本間です。

先々週から先週にかけて運動会だった小学校が多いみたいですね。

一先ずこれで行事は一段落で、あとは夏休みを待つだけでしょうか。

そういや、運動会で必ず流れたり歌ったりする定番ソングってありますよね?

今も昔もやっぱり「勇気100%」でしょうか。みんなが歌えるし、いい曲ですよね。

忍たまつながりで、昔「0点チャンピオン」という歌もありましたよね。

100点なんか取らなくていい♪ 大事なのは女の子にもてることだよ♪

いや、そっちの方が難しいでしょ(笑)

と多くの男子が途方に暮れたことでしょう。

さて、僕のような経営支援をしている方の中では、補助金の支援を多くやっている方も多いです。
(ちなみに僕はどこにもやるとは書いていないが、なぜか依頼が来る)

最近は年度初めに募集された補助金の採択発表が続々とありました。

やはり目につくのは「採択率」ですよね。「〇〇%」と一目瞭然ですからね。

支援者側も、〇件支援して〇件採択されました!と、気になる方もいることでしょう。

この〇〇率について、製造メーカーなどは「不良率」を目標に掲げるケースも多いと思います。

「シックスシグマ(6σ)」と呼ばれる「不良率を100万分の3.4」に抑える活動が昔からあるくらいです。

100万個のうち不良品は3~4個だけですから、凄いですよね。

100%安心!と言われるより、なぜか信頼出来たりもします。

ただ、人間のやることですので、やはり不良というかミスは出てしまうのです。

例えば、僕が婚活マッチングを99%成功させられる人間だとしても、1%つまりは100人に1人は残念ながら上手くいかない計算となります。

僕からしたら、99%!凄いだろ!となるわけですが、その1%の1人から見たら失敗したわけですので、その人にとって僕は「不良率100%」となるわけです。

これは非常に大事な視点だと思うのです。

そして、この1人のために何ができるかが本当に大事なんだと思います。

日本の製造業の品質は高いと言われてきました。

それは不良率の低さではなく、不良を出した後にどうするかを徹底的に考えてきたからなのかなと思います。

もちろん普段から不良を出さない取り組みをするのが前提ですけどね。

本日は珍しく真面目だなと思われた方もいらっしゃるかもしれません。
(いや、いつもいたって真面目なのだが)

僕もプロとしてやっていますから、プロの仕事とは何かについて少し考えてみました。

「100%で取り組むことは大前提」

「1%しか成功が見込まれなくても100%を尽くし」

「1%のミスをしたとしても、そのあと100%以上の対応をする」

もし僕が子供の頃100点ばかり取っていたら、こうは考えられなかったでしょう。

それと、そんなにモテなかったわけではない。