追いかけるもの
皆さんこんにちは、新潟の中小企業診断士/本間です。
「前回のブログ参考になりました」と、ありがたいお言葉を数件いただきました。
一体誰が見るのかと始めたこのブログですが、少しずつですが誰かのお役に立てているようです。
ということで、今回は前回の続きっぽいことを仕方なく喜んで書こうと思います。
算数で苦手なとこがあったと書いたうちの子ですが、何とか毎日勉強を頑張れているようです。
(今の小学生は毎日宿題と自学があるんです。つくづく昭和に生まれてよかったわ)
そんなうちの子たちですが、毎週のように学校でテストを受けて帰ってきます。
皆さんは、お子さんがテストで40点をとってきたら、なんて声をかけますか。
「おめでとう!よく頑張ったね!」
中には、そのような方もいると思いますが少数派ですかね。。。
大半の方は、
「次はもっと勉強しなさい!」
あたりの言葉をかける方が多いと思うんです。
では、これはいかがでしょう。
「次は100点を取りなさい!」
んー気持ちは分かりますが、少し違和感がありますよね。
そう言われたって…じゃあどうやって100点を取ればいいんだと。
さて、もう6月も終わりますね。
4月始まりの皆さんは、第1四半期が終わります。
そこで社長や上司の皆さん、こんな言葉をかけてたりしませんか。
「残りあと10日しかありません!何としてでも〇〇万円売ってきてください!」
(そして「頑張ってください」になるのであった)
はい、もうお分かりですね。
これは皆さんがお子さんに、
「100点を取ってきなさい」と言う違和感と何も変わらないと思うのです。
でもついつい言ってしまう。
それでは皆さんは、テストで100点を取るためには何をしてきたでしょうか。
ちょっと学生時代を思い出してみてください。
不真面目な僕は何の努力もしなかったので、以下妄想してみました。
「問題集を5回繰り返す」
「過去問を3回繰り返す」
「1日10時間勉強する」
優秀な人たちはきっとこんな風に管理してたんだと思います。
テストの点数はあくまで結果です。
大事なのは「何を追いかけていたか」
つまり、追いかけるべき指標は問題集を解いた回数や勉強時間であって、テストの点数ではないということ。
いつも言うことですが会社の売上も同じ、「結果」だと思ってます。
大事なことは、その売上をあげるために何を追いかけるか。
それが決まらない、もしくは「無い」から、いつまでも売上を追いかけてしまうのだと思うんです。
そしてそれを決めたら、前回書いたようにやることを具体的に設定する。
「Aランク顧客に週2回訪問する」「SNSに毎日投稿する」「議事録は当日中に送る」
それで結果が出なければ、追いかける指標を変えればいいだけのことですよ。
あんまり書きすぎると僕の仕事が無くなってしまうので(むしろいいのだが)、今日はこの辺にしておきます。
でも、届かないと分かっているからこそ、追いかけたくなる存在もいるんだよね。
僕たちがMajiでKoiしたあの思い出は、ずっとそのままでいいんじゃないかな。