目に映る現実②

皆さまこんにちは、新潟の中小企業診断士/本間です。

もうすぐ運動会というお子さんも多いのではないでしょうか。

我が家は運動会に向けて毎日子供たちとランニングしています。

僕の方が速く走れるのももう少しかもしれませんね。

さて、前回のブログですが、多くの方にお読みいただけたようです。

中には、「うちの会社のことですか?」という方も。

あらかじめ断っておきますが、僕は特定の事業者さんを指すブログは書きません。

ただ、うちのこと?と思っていただけるということは、それだけ同じような課題を抱えている事業者さんが多いということなんだと思います。

では、本日の現実です。

ヒットを打つ方法はない

ということ。

分かりやすく野球に例えました。(野球知らない人はゴメン)

あなたは二軍で伸び悩むバッターです。

なかなか試合でヒットが打てません。

ある日、朝起きたら野球の神様(川上哲治?)が目の前にやってきて、

「今日の先発ピッチャーの3球目のカーブを右方向に打ちなさい」

なんてことはあり得ないのです。

仮にコーチに、

「どうやったらヒットを打てますか?」

と聞いても、

「これ」と答えられる人はいないと思いますし、

何を言ってるんだお前は…と呆れられるのではないでしょうか。

もちろん素振りも大事ですし、配球を読むことも必要でしょう。

体を開かないといった技術や、選球眼を磨くことも必要、相手の守備位置にも左右されるでしょう。

つまり、ヒットを打つためには、様々な要素が絡まり合ってるといえます。

もうお分かりですね?

「売上」をあげるためには、「これ」という答えはないということです。(もしあるなら俺がやってるわ。そして誰にも教えないわ)

でも、皆がこれを知りたがる。

また自分の能力不足を棚にあげて恐縮ですが、売上をあげる答えは僕には分かりません

おそらく誰にも分からないのではないでしょうか。

前回書いた顧客ニーズも必要ですし、商品も大事です。

戦略があって営業にプロモーション、従業員に動いてもらうことも必要です。

色々な本を読んだりアドバイスを受ける、そしてとにかく行動する。

プロの野球選手が死に物狂いで練習して3割打てるかどうか。

簡単にヒットは打てないものです。

でもこれだけは言わせていただく。

打席に立ったら必ずバットを振っていただきたい。

最初からフォアボール狙いじゃつまらないですよ。

まっ、時にはフォアボールが必要な時もあるんだけどね。