引き算

皆さまこんにちは、新潟の中小企業診断士/本間です。

先日、うちの子が父の影響(!?)かギターを始めたいと言い、ミニギターを購入しました。

僕は音楽は昔から好きで、特に大学1年の時は暇さえあればギターを弾いてた気がします。

帰らぬ思い出 Time goes by。

さて、皆さんも新学期になり何か新しいことを始めようとしてる方も多いと思います。

資格を取ってスキルアップしたい。

ダイエットのために運動を始めたい。

モテたいからギターを弾けるようになりたい。

では、1年後続けていられるでしょうか。

3日坊主という言葉があるように、なかなか続かないのが現実かもしれません。

考えてみてください。

毎日が暇で暇でという、独立当初の僕みたいな人はほとんどいないわけです。

皆さん仕事に子育てに慌ただしい日々を過ごしていると思います。

そんな中で、新たに1つ「足す」ということは、そもそも無理があるのかもしれません。

経営者の皆さんも、「足すこと」に考えを巡らせている方が多いでしょう。

新商品の開発だ!

ネット販売だ!

インスタが!ツイッターだ!

でも思うように結果が出ない…。

非常に多いんじゃないかと思います。

いつも言いますが、中小企業はヒト・モノ・カネといった資源が限られています。

ですので、あれもこれもの「足し算」思考では上手くいかないことが多いわけです。

そこで出てくるのが「引き算」思考です。

何を売らないか。

誰に売らないか。

何をやらないか。

きっと考えたことがない経営者の方も多いんじゃないかなと思います。

僕は去年1年で、60社くらいの支援をさせていただきました。(いや、少し休ませてくれ)

そこで如実に見えたことは、やるべきことを絞っている会社ほど業績がいいこと。

おそらく経営者の皆さんにとって、「やめる」ことはとても怖いことだと思うんです。

一時的に売上が減るかもしれませんので。

2-1=1

引き算すると「減る」ってことは小学生でもわかりますからね。

でもビジネスは算数ではありません。

弓は引かなきゃ的を射れませんよね?

くじは引かなきゃ当たりませんよね?

足してダメなら引いてみる。

今年度はぜひ「引く」ことで利益を増やしていただきたいです。

ただこれだけは言っておく、

ギターを「弾いても」そんなにモテないからな。