夏休みとゲーム

皆さんこんにちは、新潟の中小企業診断士/本間です。

夏休みも中旬に差し掛かかろうとしています。

これからお盆にかけて旅行やレジャーに出かける人も多いですかね。

実は夏休みってお子さんのいる家庭にとっては、毎日のお弁当作りでかなり過酷だったりします。

そんな中、こんな風に思っている方もきっといらっしゃるでしょう。

「うちの子は宿題もしないで毎日ゲームばかり」

そして、早く夏休みなんて終わればいいのに…と。

どちらの気持ちもよくわかる僕にとっては、少し複雑だったりします。

何を隠そう、僕も小学校の夏休みはゲームに没頭していた一人だからです。

特に6年生の夏休みなんて、ダビスタ3(競馬ゲームね)を徹夜でやったこともあります。

お陰で次の日の午前のプールはフラフラ。(平成初期はこれでも許された。わけがない)

そしてまた午後から日野屋(燕中近くにあったおもちゃ屋)に行って、キングオブファイターズ95に興じるわけだ。

僕だけじゃなく、当時の田舎の小学生は結構そんな過ごし方をしていたはずです。

何もオジサンの思い出話をしたいわけでなく(いつものことだが)、本題はここから。

2006年の夏、22歳の時に単身でアメリカに渡ったことはここで何度か書きました。

英語も上手く話せず、もちろん周りが何を言ってるかも分からない。

そんな状況で友達ができるはずはありません。

このままつまらないアメリカ生活になるのか…。

そんな風に思い始めた時に、偶然知り合ったのがゲーム好きのアメリカ人でした。

パワプロに桃鉄にキングオブファイターズ。

アメリカで初めてコントローラーを握った日の事を今でも覚えてます。
(ちなみに圧勝でした。毎日息をするようにゲームしてた日本人が負けるわけあるまい)

それから少しずつですが友達も増え、僕のアメリカ生活が楽しくなっていったことを覚えています。

「芸は身を助く」という言葉があるように、何がどこで役に立つかは分かりません。

出前なんて辞めればいいのに…。とみんなが思ってたラーメン屋さん。コロナになってから急に繁盛。

畑違いだけど大丈夫かな…と採用した美大生。たまたまデザインしたキャラクターが会社の顔に。

もしかしたら偶然は色々な所にあるのかもしれません。

だからと言って夏休みにゲームばかりしていい理由にはなりません。

でも、不確実性が高く将来が予測できないVUCAと言われる時代。

そして、個がより一層重視される多様性の時代。

今までの価値観ではないところに生き抜く術があるかもしれない。

そんなことも経営者の皆さんは考えなければならないと思っております。

そういや小学校2年生くらいだったかな。

クラスで優等生ぶっている(腐肉たっぷり)女子からこんなことを言われたのを覚えています。

「ファミコンなんてやってるとバカになるんだよ」

これからお金のかかる30代後半に安定したサラリーマンを辞めて、地元中小企業支援のために独立してゼロからスタート。

うむ、確かにバカなのかもしれない。

それでも僕がファミコンをしていて良かったと思ってくれる人もきっといるはずだ。