ゴールとスタート
皆さんこんにちは、新潟の中小企業診断士/本間です。
この週末は、中小企業診断士の1次試験があったようです。
僕も何年か前の話ですので、忘れてる部分も多いですが、調子に乗って大戸屋で大盛食べて胃がもたれたことだけは覚えております。
さて、すでに解答速報も出ておりますので、ある程度合否がはっきりするわけです。
合格・不合格にしろ、ここをゴールと捉えるか、それともスタートと捉えるかで今後の道が大きく変わってくると思います。
合格して、「やった―これで解放されるー」なのか、「2次試験さらにはその先の独立に向けて頑張ろう」なのか。
不合格だった場合も同様です。
もちろん正解はありません。
ただ、ゴールではなく新たなスタートと捉える方が、今後の人生においてプラスになることが多いんじゃないかなと思います。
もちろんこれは資格試験だけに留まらず、日々の仕事にも言えることです。
都合のいい言葉を並べて契約を勝ち取る、でもその後は何のフォローもなし。
いわゆる「釣った魚に餌をやらない」営業マンも世の中にはいると思います。
(釣れるだけ羨ましいのだが)
でもそれでは、お客様と本当の信頼関係は得られないと思いますし、長期的に見て大きな売上も見込めないんじゃないかと思います。
僕はむしろ「釣った魚にこそいっぱい餌をやる」べきだと考えてます。
リソースに乏しい中小企業は、それほど新しい出会いは見込まれません。
その中で、今いるお客様を大事にするということは、自然の事だと思います。
これは僕自身も心がけていることです。
もともとニコニコしたりペコペコするのが得意ではありませんので、第一印象はそんなに良くないかもしれません。
でも一度お付き合いいただいたら、継続してくださるお客様が多いです。
昨日より今日、今日よりも明日と、良いサービスができるよう意識しております。
ただ、餌には限りがあります。
いっぱい釣ったはいいけど餌をやれない、では本末転倒です。
そこは、どんなお客様とお付き合いしていくか、も考えなければなりません。
誰にでも笑顔では疲れますし、誰にでも優しい男は嫌ですよね?
昔、「何も言えなくて…夏」という歌がありました。(今日もお得意の懐メロです)
歌詞の一説に「私にはスタートだったの あなたにはゴールでも」とあります。
当時何組ものアベック(死語)が、共感して別れを選んだことでしょう。
(余談ですが、大学時代毎回カラオケでこの歌を歌う友人がいました。きっと共感したんでしょう笑)
つまり、このゴールとスタートの話は人生にも言えるってことですね。
もうすぐお盆休みです。
たまには家族、彼氏・彼女とゆっくり過ごしてはいかがでしょう。
仕事と家族どっちが大事なの!
となってしまっては、まさしく「何も言えなくて」。
いえ、その場合は「何も言わない」が正解でしょう。
そこからがスタートです。