誇り

皆さんこんにちは、新潟の中小企業診断士/本間です。

先日スタッドレスタイヤへの交換も終え、もういつ冬がきても大丈夫です。

今年はどれくらい雪が降るのでしょう…新潟の冬が始まります。

前回の投稿で、事業の「勝ち筋」について書きました。

勘のいい方はこんな疑問を持たれたかもしれません。

"そもそもこの分野で勝てないのであればどうしたらいいのか"

僕が昔バスケをやっていたことはここで何度も述べた通りです。

実は当時の顧問はこんな風に思っていたそうです。

「この子にバレーボールをさせたかった」

元々バレーを教えてた先生だというのもありますが、僕の能力や性格を見て思われたのでしょう。

そうなんです。僕は身長は高かったのですが瘦せ型で、激しいぶつかり合いを主とするバスケには体格的に向いてなかったと自分でも思います。

そして、闘争心というか、負けてたまるかぁという気持ちも薄めで、性格的にもバスケ向きとは言えません。

そんな訳ですので、バスケを辞めて他のスポーツをやるという選択肢もありました。

では何でバスケを高校まで続けることができたか。

単純に好きだったこともありますが、自分でこれをやると決めたという、一種の「誇り」のようなものがあったのかもしれません。(中学にバレー部がなかったというのもあるが)

話を元に戻します。ここで言いたいことは3つ。

①もし今の事業で勝ち筋を見いだせないならやめてもいいと思います。

②でも、自分で選んだ仕事・事業なら、勝つために誰よりも努力をする必要があります。いくら昭和思考と言われようが何度でも言います。量でしか質は作れません。

③そして一番言いたいこと。「誇り」があれば勝てない事業はないと信じています―。

実際にあったケースです。

"こんな事業もう先がない。やってても無駄だ。"

「いや、そんなことないですよ。もう少し頑張りましょう。」

とでも僕が言うと思いますか。

僕の返事は単純明快。「じゃあやめれば」。

自分の事業に「誇り」を持てない人たちが、お客さんに良いサービスを提供できるとは思えません。

裏を返せば、どんな事業を選ぼうと、「誇り」を持って取り組めば、きっと勝ち筋は見えてくるのではないかと思います。

昔と違って、今やあらゆる情報がすぐ手に入ります。

個人や企業の選択肢も格段に広がり、新しいチャレンジもしやすくなったと思います。

そんな恵まれた時代を生きることができている。

僕たちは忘れてはなりません。

先人たちの「誇り」が、今を作ったということを。