上手くいかない時
皆さんこんにちは、新潟の中小企業診断士/本間です。
9月半ばだというのにまだこの暑さ。このまま突然冬になるのでしょうか。
過ごしやすい季節は一体どこにいってしまったのか…。
さて、日本の大躍進で感動に包まれたバスケワールドカップ。
元バスケ部として触れないわけにはいけません。
富永選手のスリーポイント、比江島選手のここ一番での勝負強さ。
ホーキンソン選手の献身的なプレー、そして、底知れない若き司令塔の河村選手。
あたりは、テレビやニュースでたくさん取り上げられてるので割愛します笑
僕が一番目に付いたのは、最終戦である対カーボベルデの第4クオーター。
第3クオーターが終わって18点差で日本がリードしてたわけですが、あれよあれよという間に3点差に詰められてしまいました。
バスケに限らず、スポーツは追い上げる方が勢いがあります。
このまま逆転されてしまうのか…。
そう思った方も多いと思いますが、最終的に逃げ切ることができました。
偉そうで恐縮ですが、ミニバスMVP(過去の栄光)の僕なりに勝因を分析してみると、「ディフェンスを頑張った」からかなと思います。
これは中学時代のコーチの教えですが、上手くいかない時は、いかにディフェンスを頑張れるかが勝負の分かれ目である、と。
その意味では3点差に詰められた後の渡邊選手のリバウンド、その後のチームディフェンスとリバウンド。
結局はそれ以上点を取らせなかったことが勝利に結びついたのかなと思います。
バスケは確率のスポーツで、この試合の日本のフィールドゴール%は45.2%でした。
つまり半分以上は「上手くいかないこと」だったわけです。
バスケの試合は大体これくらいの数値だと思いますので、やはりディフェンスを頑張ることは的を射ているのかなと思います。
そしてもう一つ大事なこと。
そんな上手くいかない時でもシュートを打たなければ得点できないということ。
僕ならあの第4クオーターの空気の中で絶対シュートを打ちたくはありません。というか打てません。入る気がしないからです。
百戦錬磨の日本代表の皆さんでも、やはりシュートの打ちにくさはあったように思えます。
そんなプレッシャーの中でもシュートを決めたホーキンソン選手の貢献は計り知れないと思いまし、点を取らなければ勝てないスポーツであるということを体現してくれた気がします。
バスケ談義はこれくらいで本業に戻ります。(いや、このブログも立派な本業だ)
皆さんも会社経営の中で上手くいかない時はあると思います。
もしかしたらバスケと同じで、半分以上は上手くいかないことかもしれません。
そんな時に考えなければいけないこと。
新商品開発も確かに大事ですし、プロモーションの刷新もしたくなるでしょう。
でも、まずは誰でもできる地味なことを頑張る。
それに尽きるのではないかと思います。
掃除、ゴミ拾い、あいさつ(これ前回も書いたやつ)、そして無駄遣いをしない。
そんな中でも地道にお客様のところに行く。
そうやって流れを自分たちでもってくるのです。(リョーチンね)
時にはタイムアウトを取ってもいいですよ。
僕がホーバス監督ばりに激を飛ばしに行きますので。