スカイツリー

皆さんこんにちは、新潟の中小企業診断士/本間です。
※8/20、21と夏休みをいただいたため、今週は水曜更新となります。

楽しかった夏休みも後半ですね。いっぱい思い出は作れたでしょうか。

僕は、かなり久しぶりに東京に遊びに行ってきました。

仕事ではたまに行っていたのですが、家族で行くのはコロナ前以来ですかね。

朝新潟を出発して、途中寄り道しながら夜東京に入る。

まだ車通りの多い首都高を走ると、東京の夜景と共に姿を現してくるもの。

そう、皆さんご存じ東京スカイツリーです。

日本一高いタワーとして、おそらくほとんどの人が知っているのではないでしょうか。

第2位となってしまいましたが、ずっと1位の座を守ってきた東京タワーも皆さんご存じでしょう。

では、第3位のタワーを知っていますか?

「明石海峡大橋 主塔」だそうです。

失礼ながら、ほとんどの方は知らないのではないかと思います。(僕も初めて知った。そしてすぐ忘れる)

ここで言いたいことは、1位でなければ知ってもらえないということ。

山や湖もおそらく同じだと思います。

日本で2番目に高い山、あまり知られていませんよね。

1位と2位の間には、もはや越えられない壁があると言っても過言ではないと思います。

では、皆さんの会社の事業に目を移してみましょう。

胸張ってこれは1位だ、と言えるものがありますでしょうか。

即答できる方はもしかしたら多くないかもしれません。

だからダメなんだ、と言いたいわけではありません。

気づいてないだけだけことも多いのです。

なので少し視点を変えてみます。

そしてこれは、うちでは1位なんて無理だよ…いう方にとっては、1位の作り方のヒントとなりますので、ぜひ覚えていただければと思います。

■地域を絞る

新潟なら勝てる、新潟市中央区ならうちが1番になれる。

富士山も「日本国内において」第1位なわけですよ。

■顧客を絞る

女性、60代以上、アウトドア好きなど。

みんなに好かれたいでは、結局誰にも好かれないかもしれませんよ。

■商品・サービスを絞る

うちはどんなラーメンもあります。

うちは担々麺しかないけど、どの店にも負けません。

担々麺好きはどっちの店に行く?

絞れぼ絞るだけ1位を狙いやすくなるでしょう。

でももっと大事なこと。

そこにニーズがなければいけません。(何度でも言う。これを見落としてる人が本当に多い)

顧客ニーズ、自分の強み、そして地域・領域・商品の限定。

その3つが重なる場所で1位になれれば、きっと上手くいくと思います。

これから事業を始める人はもちろん、既存事業の見直しにも利用できますよ。

アフターコロナの事業戦略、ぜひ考えてみませんか。

もう1度言います。

2位じゃダメなんです。