天体観測
皆さんこんにちは、本間です。
朝はまだ肌寒さが残りますが、晴れの日も増えもうすぐ春の到来ですね。
こんな時はゆっくり夜空を見上げて星を眺めたい気分です。
「見えないモノを見ようとして 望遠鏡を覗き込んだ」
天体観測、昔BUMP OF CHICKEN が歌っていましたね。
先日、商業施設のフードコートに行きました。
家族用の4人テーブルに座ったのですが、コロナ対策の注意書きが書いてありました。
「ご家族以外では2人以上のご利用はお控えください」と。
ん?どういう意味だ?
読解力がそれほど高くない僕は、しばらく考えてなんとなく納得したのでした。
皆さんもなかなか言葉や文章を理解することができないことありますよね。
そういう時はどうすればいいか。
僕の場合は図とか表にします。つまり「可視化」するのです。
先ほどの例だとこうなります。
こうすると何となく分かりますよね。(コンサル的にはMECE(もれなくダブりなく)かどうかが大事なんて言われます)
実際のビジネスの中でも、この「可視化」はとても大事になってきます。
財務諸表では、貸借対照表や損益計算書で会社の財務状況が可視化されています。
その他、商品別売上、顧客別売上…など可視化すべきものは多くあります。
ではなぜ可視化が大事かというと、それは「過去と現在からより良い未来を作るため」だと考えます。
前回のブログで、過去は変えられないから未来に目を向ける、と書きました。
言ってしまえばその一手段です。
BUMP OF CHICKEN 的に言うと、「イマというほうき星を追いかけること」で未来が作られるのです。(いや、知らんけど)
でも、見たくなかったものを見てしまい、未来が悪くなってしまうこともありますよね。
例えば、従業員の心の中。(あと体重とかね)
知ってしまったがためにこじれてしまう、それでは本末転倒です。
平成を代表する歌姫の大黒摩季さんはこう歌ってました。(今日は懐メロが多い)
「未来が見えないと不安になるけど くっきり見えると怖くなる」
ただ、どんなに高性能な望遠鏡が開発されても、それでは過去も未来も見ることはできません。
なぜならそれは、はっきり見るためのツールに過ぎないからです。(IT技術も同じね)
では何で見るか。そう、それは「自分の目」です。
見たいもの・見たくないもの、必要なもの・必要でないもの。それを振り分けることは自分の目でしかできません。
従業員の心を知って怖くなるなら見なくてもいいんじゃない。
時には色々なことに目を瞑ることも大事ですよ。だから人間はまばたきをするんでしょ。
それではまた来週。