誰のため

皆さんこんにちは、新潟の中小企業診断士/本間です。

もうすぐコロナ禍となり3年ですね。まだまだ収まりそうもありません。

こちらが合わせていかなければいけないことも、ますます増えていくでしょう。

コロナ禍で変わったことといえば「テイクアウト(持ち帰り)」があげられます。

実はこれ、アメリカではもともと一般的だったりします。

僕もアメリカ在住時は、持ち帰り前提でオーダーしていました。

さて、この持ち帰り。日本ではこんな風に使われることが多いのではないでしょうか。

「一度本社に持ち帰って上と相談してきます」

皆さんも使ったことがあるでしょうし、言われたこともあるでしょう。

もちろん、会社のルールだと思いますので善し悪しの話ではありません。

ただ、「どこを見て」「誰のために」仕事をするのかは、意識しなければならないと思うのです。

例えば、販売した自社の商品が壊れていたとしましょう。

お客様から連絡が入る。

「この前買ったお宅の商品壊れててたんだけど」

「申し訳ありません。上と相談してまた連絡します」

・・・

いやいや、仮に会社のルールだったとしてもこの対応はどうでしょう。

おそらくお客様の不満は増すでしょう。

そこで僕はいつも何を意識するか。また、僕のお客様には何を意識していただきたいか。

それは「誰のために」仕事をしているか。

つまりあなたのお客様は誰かということ。

上司ですか?社長ですか?教育委員会ですか?

違いますよね。

あなたのお客様はそう、目の前にいるあなたのお客様です。

それを普段から意識していれば、↑で書いたような対応にはならないのではないでしょうか。

思えば僕もこの「上に相談します」文化が死ぬほど嫌で独立した一人です。

「お前のお客さんは社長か?社長のベンツのために働いてるのか?」

喉まで出かかって、出てしまったことがあります。(いや出たんかい)

もちろん会社のルールは守らなければなりません。

しかし、ルールだけではお客様を満足させることはできないのではないでしょうか。

僕は、その判断は小学生でも出来ると思ってます。

だって困ってる人がいたら助ける。それって当たり前のことでしょ。

僕は独立してから常にお客様のためにできることを一番に考えてきました。

そしてそれはこれからもきっと変わらないでしょう。

毎日の日課であるゲームにYoutube。そしてTVerで見るsilent。

それは誰のためかって?

もちろん自分のために決まっとるわい。