見つけてもらうために~成年の主張~
皆さんこんにちは、新潟の中小企業診断士/本間です。
なんとなんともう10月です。今年も残り日数のカウントダウンが始まりますね。
先日、経営支援者が集まるZoom会議がありました。
そこに映る弁護士の先生のうしろ、キレイに専門書が並んだ本棚。
あれに憧れるんですよね…。分かります?
ということで、SNSには投稿済ですが、自宅にある90年代の野島作品を並べたものを今日の背景にしてみました。
そう、ご存じない方も多いと思いますが、僕は野島伸司の大ファンなのです。
(暗いとか友達が少なさそうとか、過去さんざん言われてきたので、今更そんな言葉に俺は動じない)
中でも僕が一番好きな作品は「世紀末の詩」。ドラマにもなったのですが、おそらくあまり有名じゃないですね…。
ということで皆さんご存じ(知らんけど)の「未成年」から。
最終話でいしだ壱成が校舎の屋上から叫ぶシーン。見たことある方もいるのではないでしょうか。
V6の番組の「未成年の主張」のモデルになったシーンですね。
あの場面で、いしだ壱成は"自分たちを誰かと比べる大人や社会への怒り"を叫びました。
未成年の主張では、学生たちが"想いを伝えたい誰か"の名前を叫び、想いを伝えていたと思います。
前回のブログで、「見つけてもらえたこと」を書きました。
ただ、もちろん何の主張もなしに見つけてもらうことはできません。
そこでこの、校舎の屋上から叫ぶ主張はとても参考になると思っております。
まず、①校舎の屋上で叫んだということ。
いしだ壱成は、"大人や社会への怒り"を叫びました。
でも、それを伝えたかったのは誰にでしょう。そんな大人たちでしょうか。
それもあるかもですが、本当に伝えたかったのは自分と同じ未成年たちなんじゃないかと思います。
だから、この主張の後、学生たちによるシュプレヒコールが起こりました。
つまりなぜ学校の屋上を選んだか。それは自分に賛同してくれる者たちが集まる場所だから。
あなたの主張は、伝えたい人たちが集まる場所でされてますか。
シニア層がターゲットなのに、インスタでは届きませんよ。
次に、②名前を呼ぶということ。
これはV6の方になりますが、○年○組の××君~!と必ず呼びかけています。
これって本当に大事なことだと思ってます。
というのも、誰に向けた主張か明確じゃないければ、その声が届くことはないから。
そこの皆さん~!こんな商品ありますよ~!では、残念ながら誰も振り向きません。
新潟市に住む、朝からブログを頑張って書いている、もうすぐダブル成人になる中小企業診断士の本間さん~!
「ちょっとコーヒーいかがですか♡」
と言われたら、僕はきっとコーヒーを頼むだろう。
そして最後に、③叫ぶということ。
声に出さなければ何も始まらない。当たり前のことだけどこれができない。
なのにみんな言い訳は声に出るんだ。
この際だから言わせていただく。その言い訳には何の主張もないですよ。
たとえ友達が少なそうと言われても、僕の主張が届くことを願い、
今日はペンを置くことにしよう。