旗
皆さんこんにちは、新潟の中小企業診断士/本間です。
今週末には12月に突入ですね…あっと言う間。
そろそろ忘年会の予定もポツポツと入り始めた頃でしょうか。(お誘いお待ちしております)
今年も多くの支援をさせていただきました。
その中で、そしてこのブログでも一貫して発信していることがあります。
「顧客志向」であること。
商いの答えはお客様の中にしかなく、それに答え続けていかなければいけないと。
でも実際はどうでしょう。
僕がどんなに伝えても話がかみ合わないケースもあります。
どんなお客様に来て欲しいですか?
と聞いてみても、
"誰でもいいからとにかく来て欲しい!"と。
収益改善が急務。気持ちはよく分かります。
一見、「顧客志向」とは真逆の「自分志向」とも思えるこの姿勢。
なぜこうなってしまうのでしょう?
僕なりに考えて、一つの仮説に行きつきました。
それは、「自分のことも見えていない」のではないかということ。
自分の店のコンセプトが明確でない。
自分のウリが分からない。
だから顧客が見えないのではないか―。
(最近スラムダンクネタが多かったので、今日は漫画を変えてみた。ワンピース17巻より)
海賊旗をワポルに攻撃された後、ルフィーが発した言葉があります。
「ほらな。折れねェ」
命を誓う旗であれば、どんなに攻撃されても折れないことをルフィーは分かっていたのでしょう。
そうです、まずは自分の旗を掲げることが必要なんじゃないかと思うんです。
そこに店のコンセプトとウリが書いてある。
だから自ずとお客さんは絞られる。
ストーリーが伝われば、共感したファンが増える。
そして、ビジョンがあれば折れない。
あくまでこれは僕の仮説であり、「顧客志向」が大切であることに変わりはありません。
それでも僕が教科書には書いてないことを発信することで、支持してくれる方がいると思うのです。
だから僕も、この旗を掲げていこうかなと思います。
と昨日の夜も書いたんだけど、保存されてなくて今急いで書き終えました。
さすがに心折れた。おやすみ。