数学の答え

皆さんこんにちは、新潟の中小企業診断士/本間です。

運動会も無事に終わりましたでしょうか。

これからは少しジメジメした日が続くかもしれませんね。

さて、最近うちの子が算数の宿題で少しつまづいていました。

「割合」です。

定価の20%引きで買って1000円でした。定価はいくら?

うむ、これは難しい。

というかいまだに80%で割るっていう意味が分からなかったりします。

学校で勉強する科目の中で、良くも悪くも一番好き嫌いが分かれるのが「数学(算数)」ではないかと思います。

中学校の時、高校の面接の想定質問みたいなのがありました。

「好きな科目を教えてください。その理由も。」

数学好き派の理由として一番多かったのは、

「答えが一つに決まるから」

というものだったことをなぜか覚えております。

今でも覚えているのは、僕が素行不良と判断され推薦なんてしてもらえなかったことを根に持ってるわけじゃなく、きっと何か違和感を感じたからだと思ってます。

それは、

この世界において果たして答えが一つに決まることなんてあるのか、ということ。

今日喧嘩した友達と明日どう話せばいいか。

飲み屋で熱語りしてるオッサンをどう黙らせたらいいか。

そして、町田のドトールの裏で泣いている女の子がいたらどう接すればいいか。(実話)

きっと答えは一つじゃないと思います。

仕事でもそうですよね。

これをやったら正解、といったものがあったらどんなに楽でしょう。

それこそが、僕が感じた違和感であり、

数学を好きと言ってる優等生たちが嫌いだった理由でもあるのでしょう。(やっぱり根に持ってる)

それとついでにもう一つ言っておきたいこと。

仮に答えが決まったとしても、その答えを早く導くことに意味はないということ。

あなたはあなたにしかできない仕事をやっていただきたいです。

そういや町内会の役員をやってた時に、高校の模擬面接の面接官をやったことがあったっけ。

好きな科目を教えてください。

「数学です。」

理由は?

「答えが一つに決まるからです。」

それは間違ってるよ。

もちろんそんなこと言いませんでしたよ。

何でかって?

答えは一つではない。

さっき言った通り。