推し

皆さんこんにちは。新潟の中小企業診断士/本間大輔です。

例年なら、サライが聞こえてくるころには、「もう夏も終わりか…」なのですが、

まだまだこの夏は終わりそうにありませんね。

さて、皆さんには「推し」がいますか?

人には話していないけど、ひそかに推してる人やグループ。

ある方も多いと思います。

「特定の人物やキャラクター、作品などを強く支持し、応援したい対象を指す言葉」(「推し」の定義)

古くは昭和の親衛隊(聖子ちゃんね)、平成ならファンと呼ぶのでしょうが、

微妙にそのニュアンスが違うようにも思えます。

「好き」はもちろんですが、「応援したい」という意味合いが大きいのかもしれません。

では、あなたを、またはあなたの会社を「推し」てくれる人はいますか?

パッと思いつかなくても大丈夫。きっといるはずです。(知らんけど)

もちろん今に始まったわけではないですが、推してくれる人はビジネスを生き抜くうえで非常に重要になると思います。

特に中小事業者では、いつもいうようにヒト・モノ・カネが潤沢にあるわけではありません。

ですので、そのヒトとモノを推してもらえるかもらえないかで、大きな差が出ると思うのです。(カネは何も言わんでもみんな推す)

SNSやコミュニケーション手段の発展により、気軽に推し・推されやすくなったといえます。(かつてのようにファンクラブに加入する必要もないのだ)

だからこの推しの存在を軽視することはできないでしょう。

そして何より、推しがいればの継続的な応援による安定的な収益も見込まれます。

ですので、この「推し」が令和のビジネスのポイントと言えるのではないでしょうか。

まぁそうは言われても、うちには自慢できる商品もないし、イケメンの社員もいないから…。

美しいものやカッコいいものだけが推しの対象ではない。

これも令和の「推し」の特徴かもしれません。

みんながセンターを推すわけじゃなくて、後列で健気に踊ってる姿を、見つけてくれる人もいると思うんです。(俺はなっちを見てたが)

それでも、どうやって推してもらったらいいか分からない人へ。

おすなよ!絶対におすなよ!

そう言っていれば、きっと誰かがおしてくれると。

平成の芸人たちが教えてくれた。

推しがいるから踏み出せるのかもしれない。