売ること

皆さんこんにちは。新潟の中小企業診断士/本間です。

今年も残すところあと2週間ほどとなりました。

色々あった2025年です。あんなことやこんなことが…全く思い出せません笑。

さて、年の瀬にかけて資金繰りの相談が増えます。

もっと営業を頑張らなければ…。たぶんそんな悩みを持つ会社も多いでしょう。

考えてみたら僕は、最近ほとんど営業活動はしていません。(良いか悪いかは置いておいてね)

そこには僕なりの理由があったりします。

その前に、皆さんの会社で作っている商品、または行っているサービス。

いったい何のために存在していますか?

そう、お客さまのためですよね。

お客さまの事業や生活をより豊かにするため。きっと存在しているのではないでしょうか。

僕も独立当初は、経営者が集まる〇〇交流会に積極的に顔を出していたことがあります。

ですが、そこで仕事に結びついたことはおろか、名刺交換して繋がっている人はほとんどいません。

なぜか。自分なりに分析してみました。

それは、あまりに「売りたい売りたい」になっていたからだと。

そこに集まってくる人も、おそらく大半が「売りたい人」ですよね。

だから、「売りたい人」と「売りたい人」が集まっても商売にはならなかったというわけです。

たいして面白くもないエピソードですが(悪かったな)、実際の現場でも起こっていませんか。

お客さまのための商品であるはずなのに、「売りたい!」と。自分のためになっていませんか―。

そこから僕は考えを変えました。

「買いたい」とまではいかなくとも、「役に立ちたい」というふうに。

たぶんそんな人間が〇〇交流会にいたら珍しいのでしょう。

以降知り合った方たちとは、今でも繋がっています。

"急がば回れ"

"損して得取れ"

"情けは人の為ならず"

うまく言い表せないけど、なんとか「売れて」きてはいます。

とりあえず今月の資金繰りが厳しい方は、メインバンクにご相談ください。