勝ち馬
皆さんこんにちは。新潟の中小企業診断士/本間大輔です。
暑い…とにかく暑い…。もうこのまま夏になるのでしょうか…。
さて、この前の日曜日に春競馬のグランプリ「宝塚記念」が開催され、見事に武豊ジョッキー騎乗のメイショウタバルが逃げ切って優勝しました。
いや~しびれましたね、さすが豊ジョッキー。ベテランとなってもその手綱捌きは見事です。
僕が競馬の魅力に取りつかれたのは、小学校高学年の頃。(もちろん見るだけね)
ナリタブライアンにヒシアマゾン。そんな優駿たちが全盛の時代でした。
武豊さんは、その頃には既にトップジョッキ―。
競馬に興味のない方でもその名前は知っている、まさしく時代を築いたレジェンドです。
その昔、あまりに勝ちすぎるから、また武か…と思っていたファンも多いはず。(実は僕もそう)
そして、他の騎手からは「そりゃ強い馬に乗れば誰でも勝てるよ」という類のことを言われたこともあると、ご本人は話されております。
そんな武豊さんが、昔「どういう馬に乗るのが得意ですか?」とインタビューされた際のこと。
馬のタイプや自身の得意な騎乗スタイルからの答えを期待した質問だったのだと思いますが、返ってきたのは意外な一言でした。
「強い馬です」
やはり強い馬に乗るから勝てるんじゃん…。
当時の僕は、そんなことを思った記憶があります。
僕の尊敬する経営コンサルタントの方がこんなことを言っていました。
「いいコンサルになりたければ、いいお客さんを捕まえること」
曰く、いいお客さんには実行力がある。だからこちらの提案がどんどん実行され試行回数が増える。
必然的に成功確率が高まる。結果、いいお客さんは「よりいいお客さん」になっていく。
それがコンサルの実績となり、いいコンサルになるという循環が生まれるわけだ。(無論コンサル料もあがる)
僕はいいコンサルって、赤字改善などマイナスの状況をプラスにできるコンサルだと思っていました。
僕が起業した理由もそこにあるわけですし。
もちろんその側面はありますし、これからも大事にしていきたいです。
でも、本当に「いいコンサル」になるために、よりお客さまの役に立つために。
何をしなければならないか。
豊ジョッキーのウイニングランを見て、改めてそんなことを思いました。
はい、そうです。これは皆さんの事業にも言えることです。
いいレストランになりたい。いい美容院になりたい。そして、いい会社になりたい。
そのためには、いいお客さんを捕まえる。勝ち馬に乗らなければならないのです。
じゃあそのために何をしなければならないか。
そうですね。とりあえずいつ騎乗依頼が来てもいいように、太らないようにしておくよ。