テーマを決める
皆さんこんにちは。新潟の中小企業診断士/本間大輔です。
あっと言う間に春休みも終わりましたね。今週から学校というご家庭も多いと思います。
我が子も、最終日に「春休みの計画」なるものを書いていたようです。
あるあるですよね…。身に覚えのある方も多いのではないでしょうか。
計画なんて作って意味があるのか。僕もそう思って、その類のものは全て白紙で提出していました。
(そう考えると、何かしら書こうと努力したうちの子はまだマシか)
少し昔の話をします。僕は今や見る影もありませんが、理系の大学生でした。
卒業するためには卒業研究が必須として課せられていました。
「んー、なかなかいいテーマが見つからないなぁ」(本音はめんどくせぇなぁ、なんだけど)
とテーマ選びに苦戦していたら、担当教授がこうアドバイスしてくれました。
「いい研究をしたければ、いいテーマを選ぶこと。そして、テーマが決まれば研究は半分終わったようなものです。」
たまにはいいこと言うじゃんこのオジサン、と思ったことを覚えています。(しかもちょっと安西先生みたいな言い方だし)
さて、4月から新年度を迎えた会社も多いと思います。
皆さんは、皆さんの会社をどうしたいですか?
経営者の方も従業員の方も、もちろん「いい会社」にしたいと思われてるはずだと思います。
もうお分かりですね。ここで教授の言葉を借ります。
いい会社にしたければ、いい計画を立てること。
そして、計画が立てられれば、あなたの会社がいい会社になる道のりの半分まで来たということ。
まあ、いい計画といっても何をもって、になりますので、
ここはあまり肩肘をはらず、「計画」があるだけでOKと考えていただければいいかなと思います。
というのも、計画を作っている会社が少なすぎる!
皆さん、いい会社にしたくないのですか!?
具体的な計画の作り方はここで書ききれませんが、少なくとも「数値目標」と「やること」が明確になっていればいいかなと思います。
そして、これは何も経営者に限ったことではありません。
部長なら部の目標、課長なら課の目標。そして、個人なら個人の目標があってもちろんいいです。
年初に僕は、「大切なものを大切にする」をテーマに決めたとここで書きました。
つまり、僕は既に「半分」いい経営コンサルタントになったということ。
このテーマのもと、今年は支援数は少なくとも、1社1社により深い支援を実施しているつもりです。
その一環で、漏れなくお客さまには「事業計画」を作っていただいております。(無理矢理ね)
そうなんです。僕のお客さまも、思い描くいい会社に「半分」近づいたということ。
まあ、ここまで来ればきっともう半分も達成できると思うんです。
でも最後までお付き合いさせていただく。
謝金が半分になったら困るのだ。