ひとり
皆さんこんにちは、新潟の中小企業診断士/本間です。
始まりましたね、サッカーワールドカップ。
慌ただしさのせいなのか、僕はまだそこまで盛り上がれてないのですが…日本の試合が始まればきっと熱くなれるでしょう。
何万人もの観衆の中、プレーできる選手の皆さんはとても幸せだと思います。
では、なぜサッカー選手は、あそこまでの大勢の観衆を喜ばせることができるのでしょうか?
それはきっと、ファン1人1人を大切にしているからだと思います。
先日とあるテレビ番組の再放送の中で、故・桂歌丸師匠の言葉が紹介されました。
「1人を満足させられない者が、1000人を満足させられない」
落語家の修業はとても過酷なものであるとのことです。
師匠の身の回りの世話など、到底芸の稽古とは思えないこともやるそうです。
でもそこで「師匠1人」を満足させられるかが、その後大勢を満足させられる落語家になれるかの分かれ目であると師匠は言われたのでしょう。
みなさんはどうでしょう?
もちろん自社の商品を多くの人に買って欲しいし、もっともっと好きになってもらいたいですよね。
まだ見ぬお客様に対して、SNSで一生懸命発信し、お金をかけて広告も出しているかもしれません。
では今「目の前にいるお客様」に対してはどうでしょう?
もしかしたらその「お客様」を100%満足させることこそが、ファンを増やす一番の近道なのかもしれません。
今やネットの口コミやSNSで、商品やサービスの評判はどんどん広まります。
そういう観点からも、お客様1人1人を大切にすることが、ますます大事になるといえるでしょう。
僕は何度もこれを言いますが、ビジネスは人と人で行われます。
これはどんなにオンライン化が進んでも、変わることはないと思ってます。
お客様との向き合い方、時々振り返ってみるのもいいかもしれませんね。
1人の熱狂的なファンが、きっと1000人のファンを生みますよ。
ということで、サッカー日本代表の皆さま、熱いプレーを期待しております。
そして、実は落語好きの僕からも一つ謎かけを。
「頑張れサッカー日本代表」
とかけまして、
「頑張れ中小企業の社長たち」
と解きます。
その心は…
どちらも「赤」には気を付けてください。
座布団はいらないのでいい椅子ください。
今日はこの辺で。