そもそも

皆さんこんにちは。新潟の中小企業診断士/本間大輔です。

今週は雨が続くみたいですね。やっぱりまだ梅雨ってことですかね。

さて私事ですが、今年も昨年に引き続きPTAの役員をしております。

先日あったPTA会議前の一コマです。

とある保護者様から、

「当日都合が悪くて出席できない。オンラインでの参加はできないか。」

との問い合わせがあったらしく、その場で様々なやり取りが交わされておりました。

Zoomって機材があればできるんですかね?でもお金かかるんですよね??

Teamsはどうですか?

Google Meetなら一回使ったことあります。

しばらく黙っていたのですが、いつもの悪い癖でついつい言ってしまいました。

「そもそもオンラインでやる必要あるんすか?」

9回表、あと1球からの逆転ホームランを打たれたスタジアムでも、あの静けさは味わえないであろう。

目的と手段。目的があって手段がある。

考えやすいのはもちろん目の前にある「手段」です。

ですので、ついつい思考が近視眼的になってしまい、"そもそもあるべき姿"を置いてきてしまう。

経営改善の場でもよく起こることなのです。

「このままでは今期も赤字だ!とにかく売上を上げなければならない!売上を!」

売上を上げることが目的なのでしょうか。

あくまで経営改善のための一手段と考えるのが妥当だと思います。

では目的は何か。赤字を脱却して、返済を賄える十分なキャッシュを確保すること。

と考えれば、他のアプローチも検討しなければならないということです。
(というか、"そもそも"売上を上げなければならない!で売上を上げられたら、経営不振になんて陥ってないのだ)

目的が売上を上げること、になっても同じです。

SNSを頑張って新規顧客を増やさなければならない!

というのは一手段であって、そもそも…となるわけです。

僕はこの考え方を、会社勤務時代の先輩から学びました。

教えてもらったわけでなく、見よう見まねです。

ですが、若かりし頃はなかなかうまくできませんでした。

それは、めんどくさいやつだと思われそうだから(笑)

まあ、今もそれはあるんだけど、"そもそも"人に好かれることが僕の仕事ではないからね。

でもPTAの場では大人しくしておくよ。嫌われたら困りそうなので。。

次回もまた集まっての開催らしい。