敗戦処理
皆さんこんにちは。新潟の中小企業診断士/本間大輔です。
暑い夏がやってきましたね。高校球児、そしてオジサン野球ファンには嬉しい季節です。
僕はもう日本のプロ野球はほとんど見ないけど、大谷選手を始めとするメジャーリーグ、そして甲子園はやっぱり見てしまいます。
野球中継を見ていて、しばしば耳にすること。
大差のついた終盤に出てくるピッチャー。若手やベテランが担うことが多いでしょうか。
敗戦処理―。
かつて僕は会社で、いわゆる「日の当たらない」部門に配属されたことがあります。
誰もやりたくない、そして、誰でもできる仕事をやる部門。
こう言われていたことを知ってます。敗戦処理と…。
今の仕事をするようになってからも。
様々な先生方が諦めた、悪い言い方をすれば「捨てた」事業者。
若手で断らないからか、任されることも多くありました。
敗戦処理は若手に―。もしかしたらどこの世界にもあるのかもしれません。
カッコつけるわけではありませんが、僕は一度も「敗戦処理」だと思ったことはありません。
結果的に力及ばなかったことも、途中でタオルを投入したこともあります。
でも「勝ち負け」は周りが、ましてや支援者側が決めることではないと思うのです。
そう、つまりその事業者がこれから勝つか負けるかは、自分たちが決めることだということです。
いわゆる上手くいかない事業者さんは、「負け癖」がついていることが多いです。
うちなんて何やっても無駄だ…と。
そう思ってしまっては、正直何をやってもダメだと思うんです。
それこそ「敗戦処理」で事業をやってるのか。僕も厳しく言うでしょう。
昔、金八先生がこう言ってました。(第7シリーズね)
「負けたと言わないかぎり勝っている」
どんなに売上が下がっても、どんなに赤字でも。
この世界に敗戦処理の事業なんてないと。
少なくとも僕はそう信じて、この夏もマウンドに上がろうと思います。
そういえば昔、とある高校にバスケの試合に行った時。
その日予選で負けた野球部が、帰ってきてすぐ練習してたんだよね。(俺たちは負けてボケーっとグラウンドを見てたのさ)
新潟県勢は全国で弱小と呼ばれていた時代。
確かにまだまだ全国レベルではなかったかもしれないけど、あの姿は負け癖があるチームには見えなかったな。
きっとその姿勢が2009年の快進撃に繋がったんだと思う。
今年もまた熱いドラマが見れるかな。
さて、今年の主役は誰だろう。