平均点②

皆さんこんにちは。新潟の中小企業診断士/本間大輔です。

寒くなったり暑くなったり、何だか落ち着かない毎日ですね。

今年も僕は鼻水止まらない芸人になってしまいました。

さて、今日は前回の続きです。

前回読まれてない方のためにおさらいです。(いや、読んでくれ)

↓おさらい

もし、あなたのお子さんが↓のような通知表をもらってきたらどう感じますか、というお話。

①国数理社英=7 7 7 7 7

②国数理社英=1 10 1 1 1

③国数理社英 体育=1 1 1 1 1 10

おそらく①が一番安心するんじゃないでしょうか、というのが僕の推測でした。

では今日はビジネスで考えてみます。

結論から言います。②③の方が戦いやすいんじゃないかと思います。

SWOT分析など、強み・弱みを洗い出したことがある人もいるでしょう。

そこでついつい「弱み」に目が行ってしまう人、多いと思います。

ラーメン屋さんで例えてみます。

うちの豚骨ラーメンはまずまず好評だ。でも定食が他店と比べたら弱い。

よし、定食を強化しよう!

のように。

でも、こと中小事業者にとっては、この弱みを克服する発想よりも、強みを伸ばす発想(②③)のほうが上手くいくと僕は考えます。
(根拠となる理論は色々あるのですが、長くなるので割愛します)

端的に言うと、どこなら自分が勝てるか、ということです。

この地域で豚骨ラーメンの一番店になるか、それともラーメンも定食も食べれる大衆食堂になるか。

これが僕がよく言う「戦略」の話になります。

これってとどのつまり、「生き方」の話になるかもしれませんね。

それは子供も大人も変わりません。

正解もなければ不正解もない。平均点も偏差値もない。

そんな時代をどう生きるか。難しいけど一緒に考えていけたらと思います。

と、だいぶ話が大きくなってしまいましたが、元々は子供の通知表から着想を得たテーマ。

改めてその通知表を見返してみる。

やっぱり定食も悪くないか…。できればサイドメニューとドリンクも充実させてほしい…。

やっぱり親としてどうするかは難しいね。

さあ、これからどう生きようか。