事実と解釈
皆さんこんにちは。新潟の中小企業診断士/本間大輔です。
もう3月らしいです(笑)
寒さのせいかまだまだ春は遠くに感じますよね。
もう雪は一段落でしょうか。それはそれで寂しいんだけど。
さて、2月は新潟市でも何回か大雪となりました。
店舗系の事業をされてる方は、特に打撃を受けられたかもしれません。
僕のお客さまでも、ちょうど大雪の日にイベントを実施した店があります。
寒い新潟の冬でもイベントを企画する店もあれば、どうせ誰も来ないから…と何もしない店もある。
「事実と解釈は違う」
尊敬する経営者から教わりました。
上の例でみると、事実は「大雪が降る」とこまでであり、そこから先は解釈になり、もっと言うとそれが行動につながるのかなと思います。
①大雪が降る(事実)→外に出たい人もいるはずだ(解釈)→イベントをする(行動)
②大雪が降る(事実)→どうせ誰も外に出ないよ(解釈)→何もしない(行動)
つまるところ、事業経営はこういう判断の繰り返しとなります。
もっと言うと、我々の日常生活や人間関係なんかも同じことが言えると思います。
では、これを踏まえて経営者はどういう意思決定をすればいいか。
まず、「事実と解釈は別」ということを理解すること。(これは明日から大丈夫ですね)
次に、事実と解釈を分けること。
「大雪が降っかたら誰も外に出ない」というのは、事実と解釈が混同されており、それでは正しい意思決定はできない。
だから、まず「大雪が降る」という事実に戻ること。
そして最後に、できるだけ前向きな解釈をしていただきたい!
やっぱりこれに尽きますよ。
上の①②の例を見ても、事業がうまくいくのは①だと思いますよね。
特に中小事業者だと、差別化が大事になってきます。
解釈を変えるだけでも差別化につながるんじゃないかと思います。
そんな中で僕ができることとしては、まず正しく「事実」を伝えること。
そして、その解釈を尊重すること、かな。
事実であることを強調するために、極力感情を入れずに話すこともありますよ。
だからか「冷たい人」と思われることもあるみたいなんです。
いや、その解釈は…
あながち間違っていないけどね。