順番

皆さん、こんにちは。新潟の中小企業診断士・本間です。
あっという間に2月ですね。そう、営業日の少ない"恐怖の月"です。

さて、年度末が近づいていることもあり、来年度のお仕事のご依頼も増えてきました。今回はセミナーの依頼が多いですね。

ここ2年ほどは、ITやDX、AIといったテーマが中心でしたが、来年度は「事業計画」をテーマとする内容が、今のところ多くなっています。こちらも「原点回帰」かもしれません。

さて、事業計画を作るうえで大切になってくるのが「分析」です。
皆さんの中にも、実際にやったことがある方、あるいは聞いたことがある方が多いのではないでしょうか。SWOT分析、3C分析、そしてマーケティングの4Pなどです。

(それぞれの詳しい意味は、さまざまな方が分かりやすく解説されていますので、そちらをご参照ください)

ここでお伝えしたいのは、順番を間違えないことです。

例えば、マーケティングの4Pとは、Product(製品)、Price(価格)、Place(販路)、Promotion(販促)のことです。

よくあるケースが、
「こういうProduct(製品)を作りました! どのようにPromotion(販促)すればいいでしょうか!?」
というご相談。

その努力は素晴らしいですし、マーケティングの基本に沿って考えようとしている姿勢も伝わってきます。

そこで、こう質問します。
「この製品は、どの市場の、どのような人をターゲットにしていますか?」

……。

そうなんです。これはまさに、フレームワークを正しい順番で使えていないことで陥る“罠”だと思っています。

そして、次のミーティングで、
「○○をターゲットにしようと思います!」

では、その理由は?
どのような根拠から、そう考えたのでしょうか?

という流れになっていくわけです。

また、
「うちは仕入商品がメインなので、粗利の高い製品を作らなければならないと思い、自社製品を開発しました」
というケースも、よくある“罠”のひとつです。

物事には順番があります。

本来であれば、経営者になるのも順番があるはずで……。

おっと、そんなことを初回から口走らないように。
一応、順番はわきまえているつもりなので。