気づいたら①
皆さんこんにちは。新潟の中小企業診断士/本間です。
さて、あっという間に11月になりました。今年もあと2カ月です。
どうも何かを忘れているなぁ、と思ったら。
事業を始めて4年が経過していました。
4周年ってキリがいいわけではないので意識してなかったんですが、何と言うか、よくまあ続いてるなと(笑)
初年度(2021年11月、12月)こそ赤字ではありましたが、それからは黒字でやってこれています。(その時点で上位3割だからな)
起業を考えている方、現業が行き詰っている方、同業の方。
もしかしたらお役に立てることもあるかもなので、僕が事業を継続させるにあたって、どんなことを考えてきたかを振り返ってみようと思います。(結果論になるかもだけど)
起業をされた方、または、コンサルを受けたことがある方なら経験があるかもしれません。
あなたの事業の「ターゲット」は誰ですか。
もちろん大事なことだし、こちらとしては当たり前のように聞いてしまいますが、ちゃんと分かってますので。
これが一番難しいということ(笑)
①僕の場合、直接のターゲットは経営者となります。
だから経営者の集まるところに積極的に顔を出そう!
と、初めは色々なところに出かけておりました。
が、残念ながらそこからお客様になった方は一人もいません。
そりゃそうですよね。よく知らない人間に、自分の人生がかかってる事業の相談なんてしませんよね。
②そこで、すぐに方針を転換しました。
名付けるなら「将を射んと欲すれば先ず馬を射よ」大作戦。(意味は調べて)
直接の契約が難しいなら、経営者のお客さんをたくさん抱えてる人たちと仲良くなろう。
具体的には、支援機関さんや金融機関さんです。
結果的にこれが功を奏したわけです。今でも継続的にご依頼いただいております。
皆さんの事業でも、射るべき馬を見極めることが大切かもしれません。(老馬もいっぱいいるかもだけど)
そしてもう一つ。
③僕にとっては盲点だったのが、同業者です。
無理に名付ける必要もないですが…敵に塩を送る。いや、ちょっと違うか。
薩長同盟。まあ何でもいいんだけど。
業界にもよりますが、僕の周りではライバルというより、お互い補完しあえる関係を欲している方が多かったです。
自分にできない分野は誰かに依頼する。そして、人手が足りなくなったら声を掛け合う。
と、まあこんな感じで僕はターゲットを探ってきたわけです。
結果、巡り巡って①のお客さまに巡り合えて来ているわけです。ラッキー。
長くなりましたが、これは僕が動き続けたから分かったことです。
言いたいことは、机の上(事業計画の段階)で自分のターゲットなんて分からんのよ。
事業を続けるって大変なんだわ。
続く。(たぶん)

