人のこと
皆さんこんにちは。新潟の中小企業診断士/本間大輔です。
なんだか急に寒くなりましたね。。。
半袖短パンで寝てたら風邪をひいたみたいです涙
さて、たまにですが、僕自身というより、僕の事業そのものに興味を持っていただくことがあります。
「人を増やして事業を大きくしていかないのですか?」と。
経営支援をする者として、迂闊に答えられない質問でもあったりするのだ。
この10月から順次最低賃金が引き上げられ、どの都道府県でも1,000円を超えます。
働く側としては嬉しいことかもしれませんが(いや、意外と社会保険料もあがるのでは)、雇う側としては少し頭を悩ませる経営者もいるかもしれません。
そしてあと5年で1500円に。
一体政府は何を考えているんだ…
もっと中小企業の実情をみてくれ…
そんな声も多く聞こえてきそうです。
はい、僕のお客さまなら、僕が何を言うかお分かりだと思いますが、
まず、自分の努力でどうにもできないことに頭を悩ませるな、ですね。
そして、じゃあどうするか。
少し見方を変えてみます。
そもそもなんで最低賃金が上がることに頭を悩ませるのでしょうか。
僕からしたらそこに「?」を感じてしまうわけなのです。
思うにそれは、「人についての方針がない」からではないかと思います。
いや、もっと言うと、その上位にあたる「事業についての方針がない」のかもしれません。
そもそも、そのビジネスモデルは人を抱える必要はありますか。
外注や業務委託、またはIT化で賄うことはできませんか。
それでも人を抱えるのであれば、高収益を生み出す商品や販路が必要です。
"人を活かす"。キレイな言葉だけでは経営は回らないのです。
人手不足だから…
そんな漠然とした雇用では、雇う側も雇われる側も幸せになれない。
残酷ですが、僕には国からのメッセージのように聞こえます。
僕がいつも言う「ヒト・モノ・カネ」
ヒトが一番初めに来るのに、資金繰りで頭がいっぱいでいつも後回しに。
「大切なものを大切にする」
そういえば、年初のブログで僕はそんなことを掲げた。
そしてこんなことも言っている。
大きくならなくていい。だけど「強くなれ」。
それが僕なりの答えかもしれない。誰かの参考になれば。