理由
皆さんこんにちは。新潟の中小企業診断士/本間大輔です。
もう4月も半ばだというのに寒くないですか…。
そしてあっと言う間に夏が来るんだよね。体がついて行かないのだ。
2024年も多くの事業者様の支援を行うことができました。
数えてみたところ、その数110社以上にのぼります。
皆さん、ありがとうね!!
と、売れない女性アイドルのようなライブMCがやりたいわけではなく、(安心してくれ、俺も売れない)
それだけの経営者の方とお話しすると、似たようなことを聞かれることが増えてきます。
「うちの業界でうまくいってる事業者ってあるんですか?」
「今、好調な業界ってあるんですか?」
市場が縮小していくのは目に見えている。
そして、「何をやってもダメなのではないか…」と疑心暗鬼になっていく気持ちは分かります。
マクロの視点で見れば好調な業界はあると思います。
でも、どの業界にも好調な事業者もいれば、そうでない事業者もいる。
そう思うんです。
つまり言いたいことは、
「理由」を業界に求めていては、どの業界を選んでも勝てないのではないか。
ということ。
裏を返せば、上手くいくかどうかはその業界の問題ではないと―。
本当はね、もっと厳しいことを言いたいんですよ。
でも不安になる気持ちも分かるんです。
とある地方企業の経営者がこう言っていました。
「私は業界を変えようと思い必死に頑張ってきた。でもどんなに自分が努力しても業界は変えられないと分かったんです―」
今やその会社は高収益企業となり、人も増えてどんどん事業を拡大しています。
その会社のいる業界は、いわゆる「斜陽産業」といわれる業界です。
さあ、それでもそこに「理由」を求めますか。