平均点①
皆さんこんにちは。新潟の中小企業診断士/本間大輔です。
うちの子供たちの学校は前期が終わり、通知表を持って帰ってきました。(新潟市の学校は2学期制がほとんどで、ちょうどこの時期が前期終了となるのです)
テストの点数とかで何となくは想像できるので、まあ予想通りの成績だったかなと(笑)
さて、お子さんのいる方も多いと思います。例えば、皆さんのお子さんがこんな成績をとってきたらどうでしょう。
①国数理社英=7 7 7 7 7
②国数理社英=1 10 1 1 1
③国数理社英 体育=1 1 1 1 1 10
ちょっと極端な例ですがいかがでしょう。
それぞれどう感じ、そして今後どうしなさい、とアドバイスをしますか。
もちろん正解はありません。
おそらく一番安心するのは①だと思います。5科目の受験を考えたら当然と言えば当然です。
このまま頑張って、もしくは、全体的にもう少し頑張ろう、とかになりそうですよね。
では②のケースはどうでしょう。
あまりないと思いますが、難しいですよね(笑)
でも、このまま突き走れ、とは言いづらいのではないでしょうか。
「数学以外ももうちょっと勉強しなさい…」と思ってしまいそうですよね。
では②と③を比較するとどうでしょう。
「運動ができるのは分かった。でも勉強もしてくれないか…」
我が子の将来を考えると、そう思う人も多いでしょう。
決して学校教育に物申したいわけではありません。(むしろ親の意識だと思う)
ただ事実として、戦後や高度成長期は、大量生産をするためにミスなくこなせる人材、つまりは平均点が採れる人材が求められていたのではないかと思います。
では今はどうでしょう。
テクノロジーやAIの発達、国際化し多様化していく社会。
そんな時代を生き抜くためには、どんな能力が必要か。
我が子の通知表を見て、そんなことを思う暇な親がここにいるのであった。
次回へ続く。