選択と集中

皆さんこんにちは。新潟の中小企業診断士/本間大輔です。

始まりましたね、オリンピック。しばらく寝不足が続く方も多いでしょう。

知らない選手が多いけど(俺も年を取ったものだ)、やはり見てしまいます。

ここでしか味わえない感動がありますからね。

注目はやっぱりアメリカの男子バスケチーム。

子どもの頃からの憧れ。ドリームチームです。

さて、最近あった相談です。

「自分は色々な事業をやりたくてやっている。でも、『選択と集中』が大事と、色々なとこで目にしたり実際に言われたりする。やはり絞らなければならないのか。」

とても羨ましい悩みですね。(俺も音楽とゲームで生活していきたい)

ここで何度か書いたこともあります。

中小事業者は資源(ヒト・モノ・カネ)に乏しい。だから、基本的には選択して集中することが原則である。

しかし、これはあくまで自分が勝てる場所で戦うことが大事であって、それを実現するための手段だと思うのです。

だから必ずしも、「辞めること」や「撤退すること」を意味するわけではないと思うのです。

そこに勝ち目があるなら、足しても掛け合わせてもいい。

それも有効な「選択と集中」だと思うんです。

アメリカスポーツのスーパースターって、子供の頃色々なスポーツをやり、その全てで秀でた結果を出してる人も多いんです。

僕が一番好きだったNBA選手のアレン・アイバーソン。

現メジャーリーグのスーパースターのアーロン・ジャッジやムーキー・ベッツ。

でも彼らは結果的にバスケや野球を選択したじゃん。

はい、確かにその通りです。

でもバスケも野球も、それを選択して集中すれば上手くいくほど甘くはありません。(何を隠そう、少年時代その両方をやっていた僕が言うのだから)

自分より大きい選手、高く飛べる選手はたくさんいる。

自分より速く走れる選手もたくさんいる。

では、大きくて速く走れる選手はどうでしょう。

さらに、3ポイントが打てたらどうでしょう。

おそらく、その数はぐんと減るのではないでしょうか。(だから山王の河田兄が凄いのだ)

自分はバスケを選んだ。でも今のままでは生き残れない。だからスピードと3ポイントという武器を身に付けた。

全ては勝つために。

それが選択と集中なんじゃないかな。

だから自信を持っていいと思いますよ。自分の夢にね。